忍日記
□余命一ヶ月の婚約者
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ぎゅっと優しくだけど、離さないように・・・ある程度強い力で、あたしを抱きしめる。
「ナルト・・・」
「やだ。」
「なにもまだ言ってないよ・・・?」
「離さない。」
「・・・。」
抱き着いたままのナルトの頭を優しく撫でる。
子供をあやすように、優しくゆっくり・・・。
「結婚してくれ・・・っ」
「・・・。1ヶ月しかあたしの命は残されてないんだよ?」
「わかってる。」
「それでも?」
「あぁ。」
ふぅ・・・四代目もこんなにしぶとかったのかしら?・・・。
「・・・まるで子供ね?」
「っ!!」
「あたしは、アンタとは結婚できない。・・・あたしは、誰とも、結婚なんてしない。」
することがまだ残ってるでしょ。
帰って・・・。
と言って無理矢理ナルトを突き放す
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