忍日記
□余命一ヶ月の婚約者
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「ばーちゃん!サクラちゃん!アヤカの様態は、どうなんだってばよ!」
「・・・ナルト、よく聞け・・・」
アヤカは、後1ヶ月しか生きられん。
余命一ヶ月の婚約者
「う、そだ。嘘だ!」
「ごめんなさい・・・ナルト、私が助けられなかったから・・・」
サクラちゃんが、泣いている。
事の状況が掴めない・・・。
アヤカが、あと一ヶ月で、死ぬ?
信じられねぇーし、信じたくねぇーよ!!
「ナルト、アヤカの側にいてやれ。」
「あぁ。わかったってばよ」
ガラガラ...
「ナルト・・・?」
「アヤカ・・・」
その病室には、ベットにおっかかり、頭に包帯を巻いて、窓の外を見ているアヤカがいた。
「あたし、死んじゃうんだね。」
「死なねぇ!!」
「・・・あたしの体だもん。あたしが一番しってる。一ヶ月が最高かな?」
「!!・・・アヤカっ」
気づけばアヤカを抱きしめていた。
・・・泣きながら。
「ナルト・・・」
「アヤカ、結婚してくれ。」
「・・・あたし、ナルトと結婚して、ナルトを置いて先にはいけないよ。」
「死なせねぇ・・・!ぜってー死なねぇ!!」
「だめ。あたし・・・」
「アヤカを失うのが、こえーんだよ・・・。」
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