忍日記
□修業の後の・・・
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あれからどれくらいたっただろうか・・・
あの時は、太陽が登りきっていたから2時ぐらいだとして・・・
今はもう夕方。演習場の湖の向こうに太陽が沈もうとしている。
きっと5時ぐらいだな。
「アヤカ。そろそろいいだろう?時間も時間だ。帰るぞ?」
と、少し離れたところで寝転がっているアイツを見て声をかける。
「んー・・・わかったぁー。あー結構付き合わせちゃったね?ごめんねー?ネジ」
帰りに飲み物奢るよー?
と言って手を振っているアヤカ。
「・・・。まずは、起きろ。大丈夫か?」
「んーなんとか。大丈夫。そこまでひ弱じゃないよー。」
そこそこは、体力あるしー。
と呟くアヤカ。
「だろうな。ここまでぶっ続けで修業していたからな。」
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