短編 弐
□2人で1人だからこそ!
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「なぁ・・・砂月?」
「・・・なんだ?」
「お前ってさ、ほんっとーに那月と性格正反対だよな?」
そうあいつに言うと、さも当たり前の様に鼻で笑い、
「当たり前だろう?俺とあいつが正反対なのは」
「あ、でも似てるトコロあるぞ?」
「は?」
「優しいトコロ」
「・・・。」
なんか、めっちゃじとめで見られてる・・・。
「ま、似てなくてもいーんじゃね?俺とあいつも性格、正反対だし」
そう言って、俺は、七海さんと話している夢愛を指差す
「・・・確かに。性格が違いすぎるな」
そう言って七海さんと夢愛を見る砂月
そしたら、夢愛が視線に気づいたらしく、
「夢翔ー!」
と手をふってくるから、俺も振替した
「・・・だが、お前らは仲がいいだろ?」
砂月が呟く
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