ふぁみりーからー
□マスターは、お姉さん。
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「マスターお酒〜!」
「もーめーちゃん?飲み過ぎはだめだよー?」
これで最後だからね?
と言ってボトル1本くれるマスターは、いい人だと思う。
ま、私のマスターだから、いい人じゃないわけがないけど。
「マスターも一緒に飲まないの?」
「うん。ごめんねー?まだやらなきゃいけないことあるし、リンちゃんとレンくん寝かさなきゃだしー」
「そんなのミクや、カイトにまかせればいいじゃない?」
「あの子達があたしじゃなきゃ寝ないってきかなくってー」
まぁ、カイトが寝かしつけることなんて出来ないでしょ?きっと。
と、笑いながら話しするマスターって、ほんと、可愛いわよね。
「じゃあ、あとで一杯やりましょ?」
私待っててあげるから。
そういって微笑むと、マスターも微笑み、
「ありがと、めーちゃん」
ぎゅって抱きしめてくれる。
マスターは、お姉さん。
(あったかいわー)
(ん?そいかなぁ)
(えぇ、とっても…)
(めーちゃん寝ちゃだめだよー)
(だーいじょうぶ、だーいじょうぶ)
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めーちゃん、リン、レンは、もう調教済み。
2012.12.15 風