短編 弐
□俺とあいつらの違い
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朝
「ん〜〜……」
目が覚めると目の前に天使が眠っていた。
「アキ………」
アキの頭を優しく撫でてもう一眠りをしようと目を閉じようとしたら、それとは逆にぱちっと大きな目をあけて起きたアキ
「でぃーの………?」
眠たそうに目を擦り起き上がるアキ。
ロマーリオが選んだフリフリのパジャマが似合っている。
「ん?どーした?」
「でぃーの、きょう、がっこー、あった」
「え?今日は、日曜日で休みだぜ?」
したったらずで、片言に喋ったアキの言葉に答えて、首を2人で首を傾げる。
「ろまーりおに、でぃーのいってた。れぽーと、せんせーにだしにいく………」
「……………あぁ!!やべぇ!今何時かわかるか!?」
「じゅーじ。」
「寝過ごした!!」
やばっ!なんでロマーリオも起こしに来てくれなかったんだよ!
「アキも、いっしょいくー」
きゅうんっ!
可愛すぎだろ!
とにかく、アキと手を繋いで部屋を出て、ロマーリオのもとへ行く。
「ロマーリオ!」
「おぉボスやっと起きたか」
「あぁ………千耀の服は?」
「一緒に行くのか?」
「うん!」
こくんと頭を縦にふり、元気よく頷くアキ。
マジで可愛い!
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