Not Dream
□美少女戦士
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10分後。
ガラッ
光「・・・・・・着ましたけど」
おお・・・・・・!!
銀「似合うてる」
金「ホンマやー!!光かわええー!」
まさかの2人からの感想。
白「さ、光。このステッキ握って呪文となえてや」
光「呪文ってなんすか」
白「せやなぁ・・・"萌えモエ喫茶のアイドル、魔女っ子ひかるん参上♪悪い子どーこだっ"でええわ」
光「え"。嘘やろ?なあ、先輩。嘘って言うてくださいよ」
白「ほんまや!!!どやぁ」
光「いやいや、"どやぁ"やないやろ・・・・・・ないない」
白「はよ言えや」
光「も、もも、萌えモエ喫茶のあいあ、アイドル・・・・魔女っ子?ひっかる、ん・・・参上。悪い子どこやねん」
謙「どもりすぎな上に最後ちゃうやん」
光「ほな、謙也さん言うてくださいよ」
謙「いっくでー
萌えモエ喫茶のアイドル、魔女っ子ひかるん参上♪悪い子どーこだっ☆」
白「か、完璧や・・・・・・。まさにバイブル!!!よし、光の変わりに謙也にやってもらおう」
謙「よっしゃー!!!主役ぶん取ったで!!!」
コスプレして、いつまでも呪文を唱える謙也。それを見て喜ぶ小春と金太郎。父母のように見守る他の部員。
わーぎゃー言いながら部室から出ていってしまった。部員に残ったのは光1人。
ただ1人、光が呟いた。
「どないやねん」
END