おはなし Ⅰ
□forever
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ぼくは誓う。
永遠におまえの側で、供に喜び、怒り、哀しみ、苦しみ、楽しみ、
そして幸せになることを。
不意に、流れだした涙が頬をつたう。
ぼくは何時からこんなに弱くなってしまったのか。
溢れる気持ちはどうすることもできない。
嫌いになれたら…
出会わなければ…
懐かしい夢を見た。
ユーリのことを想いすぎて、心が泣いていた日々。
初めて知った切なさ。
認めたくない葛藤。
そのどれもが今は愛しい痛み。
大丈夫。
今ぼくの隣には、優しく微笑むユーリがいる。
手を伸ばせば、温かく迎えてくれる腕がある。
ぼくは誓う。
これから先、なにが起ころうと絶対におまえから離れないと。
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