悪魔詳細

□あ行
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アザゼル
Azazel
ヘブライ語で「神の強者、神の如き強者」に由来
「神が力を与える者」の意とも




姿と特性
・大男のような姿(悪魔)
・7つの蛇頭、14の顔に6対の翼を持つ(堕天使「アブラハムの黙示録」)



登場する書物
旧約聖書「レビ記」
旧約偽典「第一エノク書」



特徴
叛乱軍の第一旗手(ミルトン)を務めた荒野の悪魔。
現在は「贖罪の日」に使われる山羊の番などをして暮らしている。



堕天使アザエル
ラビ文学や黙示文学ではアザゼルは堕天使として書かれている。悪魔とは別の存在とも言われている。
Azael、Asiel、Assiel、Azelとも表記される。
Grigori(グレゴリ、グリゴリ)の総司令だった。
Grigori(スラブ語)とは天使の一団であり、地上の人間を監視する「見張りの者たち」(エグレーゴロイ)のことである。Grigoriはウォッチャーズ (Watchers) と英訳される。

堕天した理由は諸説あり、
・神のアダム(人間)に使えよ、という命に背いた。
・人間の女性を娶った。
というものがあげられる。

堕天後は人間に、剣や小刀、楯、胸当てなどの武器防具、指輪、腕輪などの装飾品に関する知識、そして化粧法など人間に与えた。
その結果、嫉妬・強欲・淫乱がはびこり、人間達は堕落の一途を辿ったという。
これがノアの方舟で有名な大洪水の一因になったとされている。

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