ネクストワールド〜俺魔王

□ネクストワールド 前編
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双子はアイスクリームを嬉しそうに貪っている。

今日はカエルの服だ。


これからお金がかかるな、仕事を頑張ろうと暫く考えながら4人でベンチに座っていた。




向こうの方から人込みがこちらに移動してくる。


「ナスか・・・」
『ああ、あの馬鹿ですね・・・』

人込みから待避したナスがよれよれと俺達の座っているベンチに近づいて来る。


『おお、俺はSAN値の残量がヤバイ。
なんだあの人間どもは俺は一日に5人以上の人間と会うと心が折れるんだ、チクショー!
なにこれ、怖いガクガクブルブル』


俺はお前が怖い。




そんなこんなで、買い物を一通りおえた。

因みにリンは何をしているかというと・・・凛士朗の集めたらしい膨大な資料を漁っている。


まだ凛士朗の探せといったものが見つからないらしい。

まあそんな簡単には見つからないとは思っていたけれど。




そして帰宅。

午後からはフローリングの張替えです。

双子の昼ご飯もカリスマ主婦セーレさんに任せて、俺とイケメンダンタリオンとマリウスでフローリングの張替え作業に入った。

一枚一枚小槌で叩きながら敷いていく、思ったより時間がかかりそうだ。




夜になってダーカー邸に帰宅。

もちろん浴場に通された。



久々にダーカーが帰っていて、家族ではないがTVをかこんで団欒していた。

リンはまだ本に埋もれている。




《ーーー衝撃スクープ!警察の隠蔽!?》



なんか民放の怪しい芸能情報の番組だ。


「先日、連続誘拐事件を解決したシルベット警察部隊、

ダン警部補の記者会見では・・・・・・しかしその連続誘拐犯である組織の男の一人がこう漏らした。

『白い悪魔が現れる』と」

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