番外編
□新年の悪夢
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「うぅ〜」
「うるさいι
眠いんなら寝てこいよ」
「やーだー!
あおちゃんと一緒に年越しすんの!!」
さっきからこの会話、何回目だろう
眠いんなら寝てくればいいのに
どうせ明日も会えるんだし
今日は快の家に泊まりに来てる
正月は寮が一時閉鎖になる
追い出された俺らは家に帰ってきたわけだが・・・
快の両親も俺の両親も揃って旅行に行ったらしいι
いつになってもラブラブなんだからι
歳を弁えろって感じだよな、まったく
それで、一人の正月は嫌だとか快が言い出すから
俺は今日、快の家に泊まることにした
泣きついてきて、めんどくさかったし←本音
「一年、早かったよね」
「そうだな」
いろいろあったよな
「ねぇ、あおちゃん?」
「ん?」
「来年も一緒にいようね♪」
「ああ///」
嬉しい
これからもずっと一緒にいたい
それはお前と同じ気持ちだよ