ラブポーション
□暗闇の中の光
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「雅、おはよ」
「おはよっ!」
朝、皇と学校へ登校すると玲都がいつものように挨拶してくる
俺もいつものように挨拶する
そう―――――いつもと変わらない日常に
「もう大丈夫なのか?」
「うん
もう大丈夫ー」
嘘
「結局なんだったんだ?」
「んー?
今考えるとよく分かんないんだよね(笑)」
嘘
「そっか・・・・
まぁ、なんかあったら言えよ」
「うん」
ごめん、嘘
全部嘘
このこと玲都が知ったら、傷つくよね
何で俺は
人を傷つけることしか出来ないんだろう・・・