04/24の日記
01:01
自信喪失
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こんばんは、お久しぶりの管理人Y.O.Dです。
今日、通学途中の電車内にて筒井康隆の「虚航船団」を読んだのです…。
絶望した!自分の文章力と創造性のなさに絶望した!!
さすが日本最後の文豪といわれるだけあって
彼の最盛期に書かれた小説はすさまじいまでのパワーと
書いている本人が気が狂っているのではないかと思われるほどの創造力
そしてなにより、びっしり隙間なく並んだ文字列を
読んでいても一向に疲れさせないほどの美しい
いいえ、巧みすぎる日本語の羅列は、読んでいて
なぜ自分は文字を書こうなどと思ったのだろうと悲しく思うほど…。
自分自身の語彙のなさと表現力の乏しさ、脆弱な構成力
すべてにおける欠点をありありと見せつけられ自覚させられる。
そしてなぜもっと早くに、若いうちから、時間のあるうちに読んでいなかったのかと…
我が家には両親が約50年にわたって集めた古き小説が多々あり、
二日で一冊読み終えたとしても18年は確実に必要とする量です。
はたして、本を読む訓練をここ3年ほどさぼった私にこれらを読むだけの余力があるのかどうか…
悔しい限りです。海外の作家が書かれたSFやファンタジー、日本の純文学はあまりにも高度で
今の私では理解するに3回は読み返す必要性があるものばかりです。
ということで、しばらく「虚航船団」に夢中になっていると思いますので
更新はその気にならん限りぶっつぶつになる予定です。
「虚航船団」面白いですよ。それぞれ別のベクトルに狂った文房具達がいい味出してます(どんな話だよ)
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