神々の話し
□始まり
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世界樹を辿って昇り
天界の門に着いたシュラは
まず、辺りを見回した。
見ると、門の両側に
門番がいるではないか。
シュラとしては
今すぐにでも門を破壊して
中に入りたいところだったが
流石に横暴過ぎるなと思い
門番に許可をもらおうとした。
あぁ…
このとき門番が放った
耳を塞ぎたくなる罵倒の数々を
この場で口にするのは非常にはばかれる。
まぁ、簡単に言うと
聞けば誰もが激怒するようなことだ。
ましてやシュラといえば最上級に値する神
対する天使は天使の中でも下位に値するモノ。
次の瞬間、門は跡形もなく
吹き飛んでしまっていた。