リクエスト

□終わらない快楽
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「…っ…んっ…」

自身の中で蠢く物体は猿門をどんどん追い詰めていく。
今は緩い振動を保っているが、いつ動き出すか分からないソレ。
いわゆる大人の玩具である。

なにがハジメの逆鱗に触れたのか猿門を個室に押し込み、お仕置きと称して無理矢理入れられた小ぶりのローター。
「今日の仕事が終わったら出してやる。勝手に出したらどうなるか分かってるよな?」
「なっ…ふざけんなっ!今すぐ出せっ」
凶悪な顔でそう言ったハジメに噛みつけば、当然のようにそのスイッチを押された。
「ひっ!?やぁっ…あっ…とめっ…」
体内で暴れだすソレに思わずハジメに縋れば、ピタリと振動が止まる。

「はっ…それじゃあ仕事に戻るか」
ハジメはニヤリと嗤うと立ち尽くす猿門の髪を撫でる。
「今日の会議楽しみだな」
その言葉を残し部屋を出ていった。
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