小説2

□クリスマスの夜は
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唐突に五舎看守室に入ってきた三鶴。
「お猿ちゃん、今日お仕事終わったら俺ちゃんの部屋来てね?」
「は?」
「ハジメと3人でクリパしよw」
「…やだ」
ハジメと3人という言葉に嫌な予感しか湧かない猿門。
ふるふると首を振り拒否を示す。
「来なかったら五舎に迎えに行って、その場でお猿ちゃんのことムチャクチャに犯すから」
殆ど脅迫に近い言葉を楽しそうに吐く三鶴に逆らえるわけもなく、猿門は顔を歪め頷くのだった。


そして夜。

「なんだよこれ!?おいっ…外せバカっ」
ベッドの上、一糸纏わぬ姿で両手を頭上に拘束されている猿門。
自由な口でギャアギャア喚くが、覆い被さる二人には全く効果をなさなかった。
「折角クリスマスなんだから、生クリームプレイしよっか?」
そう言って三鶴はケーキに使われる筈だった生クリームを、猿門の胸にたっぷりと塗り付ける。
「ひゃうっ…つめた…やめっ…」

「甘ったりい…」
生クリームに隠れた胸の突起をべろりと舐めとり、ハジメが呟く。
反対側にも同じように塗り付けられ、三鶴が舌を這わせる。
「やぁ…きもちわる…い…」
「気持ちいいんだよね?」
「ちがっ…ひぅっ…かむ、なぁ…っ…」
否定しようとする猿門を咎めるように三鶴が突起を歯で挟み、先端を舐めあげる。
「痛いのが好きなんだろ?」
「…ああっ…やぁっ…ちがう、のにぃ…」
両方の胸を歯と舌で弄られ刺激され、甘い痛みと快感が段々と猿門の思考を溶かしていく。

噛みついてはねっとりと舌を這わせ、残りのクリームを綺麗に舐めとっていく2人。
執拗に胸を弄るハジメと三鶴の愛撫に。
確かにそこに快感はある筈なのに、持て余す熱を未だ吐き出す事が出来ない。
一度も触れて貰えず放置されたその場所が、解放を求め疼く。
恥ずかしい行為だとわかっていても、猿門は我慢出来ずハジメの足にソレを擦り付けていた。

「物欲しそうな顔しやがって…どうしてほしいか言ってみろ」
「もっ…イキ、た…いっ…さわってぇ…」
「どこ触って欲しいの?」
意地悪に笑い問い掛ける三鶴。
未だ胸を弄る二人に目の前が滲む。
「…ちん…ち……さわ…って…」
「こうか?」
「…ひぅっ!?…ちがっ…いやぁっ…」
ハジメの膝で自身を刺激され、猿門は痛みに悲痛な声をあげる。
泣きながら逃れようと足をばたつかせる猿門に、ハジメは追い討ちをかけるようにグリグリと膝を強く擦り付けた。

「…ぅぁあっ…いたっ…いた、いからっ…やめっ…」
頭を振り必死で訴える猿門に。
「ハジメってば…ちょっと苛めすぎ。お猿ちゃんの使い物にならなくなったらどうすんのよ」
「一生使うことねえだろ?」
三鶴に止められ、ハジメは猿門のモノから漸く足を退けてくれた。
傍若無人な態度でそう言うと、痛みで萎えている猿門のソレを掴み上下に扱きはじめる。
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