小説2

□酒は飲んでも…
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そんなわけで、一角を腹の上に跨らせたまま、目の前で行われてることを一部始終見てるわけだけど…

「あっ…んんっ…こじろ、見て♡…ナカ、いっぱいっ…ぐちゅってぇ♡♡」

はっきり言ってエロい。
ぐちゅぐちゅと激しい音をたてながら尻の中を掻き回すローションに濡れた3本の指とか、存在してるだけでもやらしいピアス付きの乳首をカリカリと引っ掻く長い爪とか。
「…ひぁっ…あっ…も、っ…やばっ♡」
わざと穴の中が見えるように腰を突き出し、自ら前立腺を虐めてみせる一角に、「こういうとこがMなんだよなぁ」と喉奥で笑う。
その証拠に、触ってないくせにビクビクと震えるちんこからはとめどなく先走りが溢れていた。

「なぁ、ちんこ触らなくてもいいの?」
なにもするなと言われてる以上、こちらからは手を出せない。なんてただの口実だけど…、

「…っ…こじろが、してっ♡…んっ…、もっ…イきたいっ…」
生理的な涙で濡れた瞳で、縋るように懇願してくる恋人にニヤリと口角が上がる。
「じゃあさ?オネダリしてみてよ」
「……おねだり?」
「うん、五死郎の挿れて気持ちよくしてくださいって」
だって一角が俺になにもするなって言ったんだろ?と付け加える。
「なっ…ぜってーやだしっ」
長い睫毛を瞬かせ、キッと睨んでくる赤い瞳にいつもの迫力はない。
そんなことを言いながらも一角の中は限界なんだろう。もどかしげに腰をくねらせ、俺の腹に先走りやらなにやらでぐちゃぐちゃに濡れた尻を擦りつけている。
「なんで?一角だって気持ちよくなりたいだろ?俺ので、お前のイイトコ、思いっきり突かせてよ♡」
出来るだけやらしく聞こえるように囁き、鍛えられた腹に手を添えて、女だったら子宮がある辺り…をグッと押さえた。

「ひぅっ…!?やぁめっ…わかっ、た!わかったからぁっ」
とぷり…と一角のモノの先端から粘り気のある白濁な雫が溢れ俺の腹に水たまりを作る。
「あはwもしかして今のでちょっとイッたか?ほんと淫乱だな…wほら一角、オネダリは?」

もう一押し。
「ふぅっ…こ、じろ、の…」
「うん?」
「おまえのっ、挿れてっ♡ぐちゃぐちゃにして ぇ…♡」
舌を出し、とびっきりえろい顔でのオネダリに、ズクンと下腹部が疼く。

「ハッ…かーわいいな♡お望み通りぐちゃぐちゃに犯してやるから腰浮かせろ」
そう言って未だ腹の上に乗っかったままの一角の腰を掴み、支えてやりながら俺のモノを既にぐちゃどろな一角の穴に宛てがい、、、

そして、一気に腰を落とした。

「あ゙っ、ア゙ア゙ア゙ッ!!?ーーーーぐぅ…っ!」
一角の自重を利用して限界まで勃ち上がった自身を、一気に奥まで押し進める。その衝撃に一角は、一度も触れられないままの健気なちんこから勢いよく精液を放った。
「…っ…、トコロテンとかやべぇなwほら、まだ終わってないぞ?もっと気持ちいいことしようぜ一角♡」
達した余韻にぐるりと白目を剥きかける一角を下から突き上げ、ぬかるんだ中を掻き混ぜる。
「あっ、あ゙ア゙ッ!…イッたっ、おれイッたからっ、まっれ!!」
必死で訴えてくる一角。だけど俺はまだイッてねぇし、満足してない。

それに、、

「なに言ってんだよ。お前がしたいって言ったんだろ?そもそも俺にはマグロでいいとか言ってたくせに、全然してくれないじゃん」
ズチュズチュと一角の中を犯しながら、多分もうなにも聞こえてない一角に告げる。
息付く間もなく前立腺を狙い、人より長いだろう俺ので執拗に突き上げると、とめどなく涙を流しながらイヤイヤと頭を振る。
「やぁああっ!!あっ、おくっ、おく、だめ…ぇっ…アァあ゙っ ひぃっ♡もう、イくっ…!またイって…、て…くる、から…あ゛っ♡」
「気持ちいいだろ?」
「やぁ!…らめっ…♡らめだっ、てっ!!」

泣きながら首を振る一角の身体を押さえつけ、乱暴に中を突き上げる。
「あ、あ゙う…っ、あっ、あ゛っ、ィくっ! いぐ…っっ♡また、イっちゃ…っ」
きゅうきゅうと思いっきり俺のを締めつけながら勢いよく熱を放つ一角に、俺も限界を感じ最奥にどぷりと大量の精液を吐き出した。

長い絶頂の後ぐったり体重を預けてくる一角の長い髪を梳きながら、いい加減眠くなった俺はそのまま意識を手放した。



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