HUNTER×HUNTER

□最強の海賊団と最凶の盗賊団。
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「フェイ!」

「!」

フィンクスは突然 フェイタンに向かって
パンを投げた。

「そのパン 食ってみろよ!!」

「おいおい…勝手に食ってんじゃねェよ💧」

「お前 離れた思たら 呑気に飯 食てたか」

「食い放題だぜ。りさもマチも 食えよ!!」

「りさちゃんとマチちゃんは ダメーーー!!!こんな余り物 可憐なレディに 食べさせられるか!!!」

そう言ってサッチは すかさず エプロンを
身につけた。

「お前まさか…料理する気か!? オヤジにしか 手料理を 振る舞わねェ お前が!?」

「当たり前だっての!!!超一流の舞姫も 真っ青になる程の 美少女達が 口にするモンだぞ
この娘達が食べる物は 全て おれが調理するからな!!!」

「これ 残飯ね」

サッチの言い分を聞いていた フェイタンは 手にしたパンを見て ボソッと言った。

【Σ残飯じゃねェよ!!!】

「余り物は 残飯ね。私 いらないよ」

【おいっ!!!】

フェイタンは フィンクスに向かって パンを投げ返した。

「うめぇのに もったいねぇな!!食いかけじゃねぇぞ?」

「当たり前ね。お前 バカか?」

「張りきってるとこ 何だが リーゼント野郎」

「何何!?マチちゃん!!何でも言ってくれ!!好き嫌いある?食いたいモンの リクエスト?」

マチから初めて 話しかけられ 嬉しいサッチは すぐに反応した。

「鬱陶しい。いいから 聞きな。アタシらに 料理しても ムダだよ」

「何で?」

「食べ物は あまり口にしない。水さえ飲んでれば それで いいんだ」

【Σはぁ!!?】

「お前ら……。本当 問題だらけのガキだよい
この上…食欲欠乏児か」
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