戦国武将、平成に推して参る!
□戦国武将、平成に推して参る!第一話
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「気配?」
確かに感じるそれ。しかも、一人や二人では無い。
集団で何か盗みに来たのか、あるいは…
だが、関係無い。
私は銃を構えて家に入った。
「気配はリビングから…か。それにしても何故全員そこにいるんだ?」
ほんの少しだけ戸を開け、中を伺うと、
「何だ、こいつ等。」
大の男達がサンドイッチ状態になっていた。
それはもう綺麗に。
「ねえ、アンタ誰?」
「!?」
いつの間にか目の前に一人の男が立っていた。
同時に首にあてられた何か鋭利な物。
それを持つ男の顔は道化師の様だった。