短編
□みんなでハロウィン!
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―当日。
この街のハロウィンイベントは結構有名らしく、参加者数もかなり多いらしい
衣装のレンタルもあると事前の情報で得ていたので、僕らはそこで着替えることにした
「オレは海賊っ!似合うか〜?」
「おっ、似合ってるぜ、平助」
「左之さんは吸血鬼?新ぱっつぁんは…フランケンとか似合いすぎてるぜ!」
「おーそうだろ、平助〜
この俺の筋肉がよりいっそうはえる衣装だろ?」
平助は映画とかで流行った海賊の真似かな
左之さんは黒いマントで、牙までつけて…
あぁ、周りの女の子が騒いでる…
新八さんはフランケンか…、
ちょっとはだけすぎだけど、体が大きめだしベストかもね
「…。
総司はなんの仮装だ?」
「化け猫だよ、それよりもさ、はじめくん、
それ、何の仮装??
おもしろすぎるんだけど」
「本当だ、はじめくん何の仮装だよ〜!一人だけ浮きすぎだよ〜!」
「…プードルだ」
僕は猫の着ぐるみのようなもの。
全身すっぽり入っちゃって顔だけでてる感じ。
はじめくんは…だぼっとしたピンクのプードル。
しっぽと首周り、耳がもふもふだ。
衣装レンタルのおねえさんにすすめられたからって、本当に着ちゃうはじめくんっておもしろすぎるよ…
はじめくんの姿にみんな必死に笑いをこらえているとパタパタと千鶴ちゃんたちがやってきた
2011/10/26