短編

□みんなでハロウィン!
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現代でみんなでハロウィンの行列イベントに参加しよう!というお話です。
沖田さんと千鶴ちゃんは恋人の設定です。








「そういえば、今月はハロウィンがある、な」

「えっ、はじめくんハロウィンとか興味あるの?」

「まじかよー、はじめくん、意外だな〜」

「い、いや、興味があるわけではないが、
街中がハロウィン一色だからな」

「確かにそうだな〜、仮装とかするのっておもしろそうじゃね?」

「え〜、めんどくさいよ」

「あ、あの!!これみなさんで参加しませんか?」



「「「んっ?」」」


「私、一度参加してみたかったんですっ!」

差し出された小さなポスターを覗きこむ
このイベントはハロウィンの日に、仮装をして、行列を作って街を歩き回るという内容だった。
ちづるちゃんってこういうこと好きなの!?
あぁ、でもいいなぁ…かわいい魔女とかに仮装した君…
うん、絶対かわいい…


「あぁ、あいにくその日はあいている…」

「え、ちょっとはじめくん…」

「おれも空いてるぜー!」

「おっ?なんだ、あぁ、このハロウィンの行列は楽しいぜ!
この街にしては大きなイベントだ」

「左之さんに新八さん、行ったことあるんですか」

「あぁ、去年だったか、道場帰りに新八と飯食って帰ろうとしてたら通りがかったんだよ」

「おうよ!かわいい姉ちゃんたちがたくさんいたぜ!参加するってんならおれたちもくわえてくれ!」

「はい!もちろんです!みなさんでいきましょう!」

ちょっと、千鶴ちゃん、かわいいきみの姿を
こんな人たちに見せたら、どうなってるのかわかってるのかな

はぁ…
これはもう僕があぶないモンスターたちからかわいい君を守るしかない、よね









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