氷帝流庭球日記

□番外編 友達100人できるかな?計画ー☆
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「私は!もっとみんなと仲良くなろうと思います」

「へぇ、いいんじゃない?」

「でしょでしょ?じゃあやっぱりまずはチョt「跡部くんだね」

「・・・・・へ?」

「まずは跡部くん、分かった?」

「・・・・・はい」


この時夢歌の背後には黒いオーラが見えました。


友達100にんできるかな?計画ー☆跡部編


お友達をつくるための3ヶ条

その1.話をして好きなものや趣味を知ろう!!


「あーとーべーくーん!」

「アーン?・・・なんだ気持ち悪い」

「(イラッ)ち、ちょーっとお話ししない?」

「ハッ!俺様は姫歌と違って暇じゃねぇんだよ」


・・・・・うぜぇぇぇえええええ!!!!!
なんで1番最初に跡部!?ロールプレイングゲームを始めてレベル1でラスボスと戦うのと同じだよ!?
馬鹿じゃないの?私!!←
うん、でも頑張るよ!!
なんでかって?それはもちろん夢歌が怖いからサ☆


その2.相手の好きなものをプレゼントしよう!!


・・・・・あれ?これって『その1』をクリアしなきゃ無理じゃね?
跡部の好きなものなんて・・・あ、樺地くんに聞こう!!


「樺地くん!跡部の好きなものって何?」

「ウス」

「ヨークシャテリア!?」

「ウス」

「え、違うの?ローストビーフ・・・ヨークシャテリア添え!?ヨークシャテリアって食べれるの!?」

「・・・ウス」

「え!?なんでもういいだなんて言うの!?ちょ、樺・・・樺地くん!?」


全力疾走された。
なんで?樺地くんにまで見放された・・・((泣
よし、パスだパス!さっさと次いくぜゴルァッ!!!!(←やけくそ)


その3.2人でお買い物に行こう!!


うん、とりあえず死んでこようか。
・・・誰だこんな3ヶ条考えた奴は!!!!!
・・・・・でも夢歌が怖いから誘おう。
どうか・・・どうか断ってくれますようにっっ!!


「アーン?なんて言った?」

「ですからー今日帰りにちょっと買い物して帰らない?」

「どこにだ?」

「え!?・・・えっと、どこでも?」

「じゃあ本屋ならいいぜ」


・・・え、まじすか!?
私の誘いをOKするなんて・・・考えられない!!
怖い怖い怖い怖い!!!!!!
でも・・・ちょっとだけ、ほんとにちょっとだけ楽しみかも。







「・・・でかー・・・」


今私は跡部と本屋に来ています。
なんかね、うん・・・かなりでかい。とにかくでかい!
跡部はすでに本を探しに行ってる。
まぁ私は私で漫画でも・・・・・・って


「漫画がない・・・・だと・・・!?」


何この難しい本は!・・・うわ、全部英語だーうふふふー(*´∀`)(※実際はスペイン語です)





「あ、跡部は何の本を買ったのですかー・・・?」

「・・・なんかお前弱ってねぇか?」

「いやいや、私のことはお気になさらず」

「・・・まぁいい、俺様が買ったのは『馬鹿な子の扱い方』だ」

「・・・なんでその本買ったの?」

「最近テニス部に馬鹿が1人増えたからな」


え?誰それ?そんなに馬鹿な子居たっけ?


「お前だ馬鹿」

「な!?ばばば馬鹿じゃないよ!てか読心術!?」

「声に出てんだよ馬鹿」

「馬鹿馬鹿って・・・そんな語尾みたいに言うなぁーっっ!!!!」


やっぱり跡部とは仲良くなれる気が全くしないです。
いや、確実になれないです!!
ってか1回目から失敗って・・・・・
幸先悪くね?





2ページ目は滝編です!

〜あとがき〜

ヒロインちゃんと跡部は一生仲良くなれないと思います。
跡部ファンの方本っっ当に申し訳ありません!!!!

感想や誤字・脱字があれば気軽にBBSの方かMAILの方にお願いします(^ω^)!

:)/黒宮 黎
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