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□その時、気がついた。
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「ちょっと、じゃぁ服着ようかな?」
「そうしてください。」
「え…えっと〜…部屋の中なんだよね、服」
「?」
「取ってくれる?」
「へ?///私がですか??」
「ぅん。あと、グリップで手が汚れてるから、着せてくれる?」
「ちょ、無理です、無理です」
「じゃあ、着れないよ??」
「〜…///」


「はぃ…どうぞっ…」
「ありがとうありさちゃん!」
…満面の笑みの山崎さん。
「あ…でも,中着がまだ部屋の中だった。」
「///」
「着せてく…」
「着せません。」

…山崎さんの言葉を遮った。
だって、男の人の体に触れるってことだよ!?
無理に決まってるでしょ!!

(トンッ)
結局、山崎さんは一人で部屋で着替えている。
私は…というと部屋の外で、待機中だ。

「ありさちゃん、ありさちゃん。ちょっとちょっと」
「?」
「こっちきて」
「ふ…服は着てますか?」
「着た着た!」
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