☆main☆
□その時、気がついた。
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(ｽｳｯ…ﾄﾝｯ)
｢ありさちゃん…｣
そこには着物に着替えた山崎さんがいて、寝そべっているのかと思ったら、腰あたりに座布団があるもんだから、座っている感じで。
片手を前に出して緩いcome onポーズをしている。
しかも、ちょっと笑みを浮かべてるんですけど。
手招きをする山崎さん。
｢え？｣
｢ちょっと、おいで〜｣
(ﾄﾞｷｯ…)
鼓動が早くなる。
｢？｣
なんだかよくわからないけど、近寄った。
…すると、腕をｸﾞｲｯと引っ張られて、転んでしまった。
｢…あれ？痛くない…｣
…とその私の前には、山崎さんの顔。
｢…ッ///｣
後ろを向き、逃げようとしたら、手を捕まれてひき戻された。