関ジャニ∞

□安田章大の憂鬱
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「げほっけほ!うぅぅぅぅぅ!大倉君のばかぁ」

昨日大倉と一夜を過ごし、まぁ言われた通り、ぐちゃぐちゃのべちゃくちゃにされ、恥ずかしい写真を撮られまくった
「…けほっごほっ!」

夜に裸で寝るもんじゃない

と言うことを学習した安田章大だった

「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉげほっ!」

安田はマンションのベッドの中がらがらの声で叫んでいる

ピンポーン

突然チャイムが鳴った、安田はだるい身体に鞭を打ち立ち上がる

扉を開けるとそこにはすばるがいた

「どうしたん?」

「ヤスが風邪ひいたって聞いたんや、大倉に」

安田はすばるに抱きつき

「すばる優しいわ〜」

すばるは持っていた袋を持ち上げ

「ゼリーとプリン買ってきたけどどっちがいいんや?」

「すばる愛してるぅ〜どっもたべる〜

「はいはい」

二人はマンションの中に入った

安田は上機嫌でプリンをたべだした

「うまぁ〜い」

「そんなにうまいんか?」

「うん!」

すばるは外から物音がするのに気がついた

すばるは小悪魔ふうな笑顔を浮かべた

「や〜す」

「ん?」

くるとすばるの方を向くと

ちゅ

すばるの唇が安田の頬に当たった

すばるは涼しげな顔で唇を舐め

「頬に付いてるでヤス」

「ちょ!だめだよ!」

こんなところ大倉に見られたら、確実に…






「ヤス」



聴き覚えのある声は…


「お、大倉くん…」

すばるは大倉の持ってきたイチゴ大福を取り上げ

「ヤスにいろいろ買って来てあげたんやでこれちょーだいな」

すばるはイチゴ大福を抱え風のごとく出ていった

「ふは…」

大倉は変わった笑いかたをしたあと、安田の足をぐいと広げた

「大倉く〜ん?」


「今日はどんなポーズにしようかな」

安田は真っ赤な顔で叫んだ


「やだぁぁぁぁぁぁぁちくしょうすばるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」


安田の叫びは夜空に響いた。

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