05/21の日記
00:34
忍岳:依存性恋愛男子
---------------
正直に言えば、俺には侑士がいないと駄目だ。
今も昔も侑士が必要だ。
俺を動かす細胞一つ一つ、侑士というたった一人の存在で働いているようなものと思って貰えたら最高。
侑士はどんな俺も受け入れてくれる。
出会ってから今まで、正直に向き合えた唯一の存在だ。
俺の好きなことを十分に活かしてくれるし、否定したりしない。
悪いところはちゃんと正してくれるし、甘やかす真似ばかりはしない。
何より侑士がいないと俺は跳べない。
跳ぶことが出来たとしても、帰るべき場所がわからなくなる。
「なー、侑士」
「岳人?どないしたん」
名前を呼べば返ってくる。
当たり前のことだけど、こういうのすげえ嬉しい。
いつもの如く手を伸ばせば、包むように抱きしめられた。
これは侑士なりの甘やかし方の一つ。
「侑士も…」
「おん」
「…や、なんでもねえ」
「?」
侑士も俺に依存してくれたら、良いのに。
依存性恋愛男子。
次へ
□ 日記を書き直す
□ この日記を削除
[戻る]