ワンピース・夢

□2.trip☆trick
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ルフィ「おい、お前…」

『ん?』

ルフィ「お前、俺の仲間になれ!!」

全「ルフィ!?」

『いいぜ』

全「返事早っ!!」
だって、身寄りないし…

『ほいじゃ、宜しくね〜』

チョッパー「なあなあ、何て言う名前なんだ?」

う…困った

前までの名前じゃ、

他の海賊に不審に思われるし…

…そうだ!

『私はゴール・D・リュシータ。リュシータって呼んで?宜しく!』

チョッパー「宜しくな、リュシータ!」


早速、チョッパーと仲良くなった。




1ヶ月経って…

私が、仲良くなったのは




ルフィ



チョッパー



ウソップ



サンジ



フランキー



ロビン



ゾロやナミとは話すけど、やっぱりまだ警戒心剥き出し。
特にゾロ。

まあ剣士だし、仕方ないか…。


フランキーは


私の為に、私用の小部屋を造ってくれた。


今日も私は、


ルフィ、チョッパー、ウソップと釣りをして

今夜の晩飯狩り。



夜は、ロビンと本について談義しよっかな〜。



夜…


私は眠れなくて

見張り台に登った。


ん?誰か居る…

あの緑頭…あぁゾロか…

フッと思い立った私は、部屋から毛布を持ってきて、再び登った。

『…やっぱり寝てる』

ヒョコッと顔を出すと、ゾロは寝ていた。

…寝ずの番の意味が無いじゃないか。

今は秋島の気候だから、寒い筈なのに…。

何故に半袖?

まあいいや

私は持ってきた毛布をゾロに掛けてやり、ゾロの横に座った。


ゾロ「ん…」

『ゾロ…ごめん、起こしたか?』

ゾロ「!?…お前…」

『余りにも寒そうに身を屈めて寝てたからな…ココは私に任せて部屋で寝てろ』

ゾロ「…お前なんかに任せられるか…」

『…まだ警戒してんのか?』

ゾロ「…」

『そっか…』

私は、悲しくて泣きそうだった。でも、泣いたら、ゾロが困惑することは目にみえていた。

だから私は、顔を背け…

『…無理して、風邪引くなよ?』

縄梯子に手を掛けた。

「待て」

ゾロは、私の手を握ってきた。

ピタリと動きを止める。

ゾロはグイと手を引き、引き戻した。

『うわっ』

私はドサッと倒れかかる。

「俺は…お前がルフィ達と居るのが気に食わねぇ」

『へ?』

ギュッと抱きしめられる。

『ちょ…ちょっと、ゾロ!?///』

私は顔を真っ赤にしてゾロを見る。

「…ワザと警戒してるフリしてた」

『え?』

ワザと…?

「俺は…俺は…」
ゾロの声が少し震えている。

…少し、泣いてる?
私はゾロの頭を撫でた。

ゾロ「!?」

『良かった…』

嫌われてなくて…良かった

そして、私はニコッと笑い…寝てしまった。
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