ワンピース・夢

□5.巨大な島船・スリラーバーク
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『あ〜あ、ブルック行くの早っ…』
キッチンから出る直前、私は角塩を沢山持ってきた。ゾンビの弱点だ。

ナミ「どうすんのよ〜!!」

『…俺はブルックを追う。アイツ、無茶しそうだから…』

ゾロ「…」

『んじゃ、また後でな……シエン・フルール[ウィング]!』

バサァッ

全「!?」

『ちょっくら偵察に行ってくるね』



スリラーバーク〜

ホーホー…ホーホー…

『うへぇ…薄気味悪っ』

ガルルル

『あん?』

ケルベロス「ガルルル」

『おっひょ〜、
ケルベロスか…ん?
にしちゃあ、一匹だけ黄色いが…』

ケルベロス「ワゥワゥ!!」

『だぁ〜、コッチ来んな〜!!』
ヒラリ

『はぁ…
羽生やしといて正解だったな…』

ケルベロス「ワゥワゥ…コーン!!ワゥワゥ…コーン!!」

『あん?コーンって…狐?』


どっからどう見ても青い犬二匹と狐一匹の組み合わさったようなケルベロスだ。


『ホグバック…足りないからって狐入れたな?』



?「ケルベロスから逃げおおせるとは…なかなかでしね」

『おわっ!(…ヒルドンか)…驚かすな』

ヒルドン「申し訳無いでし」

『…丁度良い。ホグバックに会わせてくれないか?』

ヒルドン「ホグバック様に…でしか?」

『あぁ…』

ヒルドン「………分かりました。着いて来て下さい」


ヒルドンは低く飛ぶ。私は歩いて着いて行った。

『…お前、名は?』

ヒルドン「ヒルドンでし…貴女は何て言う名前でしか?」

『ゴール・D・リュシータだ。
宜しくな、ヒルドン』

ヒルドン「宜しくでし、リュシータ」


…すっかり意気投合した私達だった。


『(ヒルドンみたいなゾンビは話しやすいな…)』





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