ワンピース・夢

□3.お買い物
1ページ/2ページ

ナミが言うには、次の島でお買い物をするらしい。



そんな風景、あったっけ?



まあいいや







ルフィ「野郎共、島だ〜!!」


お…着いたのか


ナミ「今回は、アタシとロビンとリュシータが一緒よ」


『…俺も?』


ロビン「リュシータの物を揃えなきゃね」


なるほど…


『了解』














ナミ「…所で、リュシータって女なのに男物の服ばっかり買うのね」



『こっちの方が動きやすいから…』




ナミ「でもねぇ…アンタ一応女なんだから一着くらい持ってても…」




ロビン「フフッ…ナミちゃん、リュシータに警戒しなくなったわね?」



ナミ「ゾロが許しちゃったからね〜…アタシも冷たい態度取ってちゃいけないと思って…今までごめんね、リュシータ」




『いいよいいよ…でも、ゾロが許しちゃったからねって…アレ見てたの?』


アレとはあの夜の事だ。


ナミなら見てるんじゃないかとは思ってたけど…


ナミ「勿論!!ゾロがあんな態度取るなんてマレよ!?それに…アレはねぇ…」


ん?アレって…他にも何か?



『他にも何かあったの?』


ナミ「え!?ううん、何でもないの!気にしないで!!」


ナミが笑う。


でも、これは作り笑いだと分かるけど








ナミ「ねぇリュシータ、これ着てみてよ」


『え、これ?…流石に露出度高いんじゃ…』


今はナミと女物の服を探している。


でも


ナミが選ぶのは


全てが露出度高い…


私には似合わないと思うけど…

ナミ「そお?んじゃ…これは?」


それは


レースの付いたミニワンピース


しかも


バスタオルを巻くように


胸元から上がないヤツ


でも私は気に入った


『ん〜…これなら合格かな?』


ナミ「良かった…これ、この中で一番安いヤツなのよ」


ナミは
早速カウンターに
持って行った。



数分経って


ナミ「リュシータ
今日これ着て船に
帰れば?」


『ほえ?』


今、なんと?


ナミ「今アンタが着てるヤツ
ココに来た時のでしょ?
今日くらい
これ着て船に帰りなさい」


そう言われればそうだ。


『…了解』






着替え終わり
シャッとカーテンを開ける。



ナミ「リュシータ、
凄く似合ってるわよ!!」


ロビン「フフッ…ホントね。リュシータ、似合ってるわよ」


『アリガト(^_^)』









それから


暫くして


私達は船に帰った。



ナミ「ただいま」



ナミがただいまと言うと


サンジが「ラブハリケーン」と、回りながら来た。


…あれ、目ぇ回らんのか?



サンジ「お帰りナミさん、ロビンちゃん…!?…リュシータ…ちゃん?//////」


何故に疑問形?


あぁ…


この格好か…



『ただいま、サンジ(ニコッ)』


笑いながらそう言うと、

サンジは

メロメロリーンと

くるくる回り出した。


クククッ


サンジって面白い…



ナミ「…ゾロが今のを見たらどう感じたんでしょ?」


ロビン「フフッ…嫉妬するんじゃない?」


ゾロ「?…呼んだか?」



…はうっ!?


ゾロだ〜…////



あ…ゾロこっちに気付いた…。


みるみる赤くなるゾロの顔。


フイッとゾロはそっぽを向いた。



フフッ…


でも分かるよ?




ゾロ




耳まで真っ赤だもん




『…ただいま、ゾロ//』



ゾロ「!?…………お帰り//////」




…その頃


ナミ「フフッ…」


ロビン「仲良いわね、あの二人」


サンジ「あのクソマリモめぇ…」



二人は笑い、


一人は





苛立っていた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ