A M O U R -アムール-
□特別な石ってなんですか
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「わあーーー!そーーーとーーーーーっ!!」
久しぶり(?)の外だぁぁぁぁ!!!
…だがお日様がお空の天辺にいらっしゃるぜ!
どんだけさ迷ってたんだよ、俺!!
『…おい。』
「ん?」
『下ろせよ。』
「あ、ああ!ごめんよ、ほーれぃ☆」
『…婆くせェ。』
「さーぁせんっ」
ふはーっ 腕が軽くなった。
やっぱり、流石に37.5kgは重たかったわ。
あ。
オルローレがズガイドス君の頭の上から抱っこのおねだり。
いやーん、かっわいい〜っvV
「…薫ちゃんって…」
「うん?」
何々?どうしたんだい、ヒョウタ君。
「見掛けによらず力持ち何だね。ビックリしちゃったよ;」
『本当にな。お前急に持ち上げんじゃねぇよ。こっちはお前が俺を持てるとか全然思ってなかったんだからな。』
「あぁ、そうだよねー!ごめんー;」
「いや、それは良いんだけど…マサゴに行くのはPCに寄ってからだよ。」
「ぅっ……やっぱり、行くの…?;」
「当たり前だよ!薫ちゃん、今日退院したばっかりなのに安静も何も動き回ってるじゃないか!」
「あぅー…めんぼくないです…;」
予想道理…強制連行です…
僕病院的な場所嫌何だよねぇ…
…そして、PCに入った瞬間ジョーイさんにいきなり怒られた。
…そりゃあもう凄い勢いで。
ぅぅ…(涙)
ごめんなさい…っ
マサゴに行くのも、駄目と言われたけど、ヒョウタ君付きだから!とジョーイさんを説得するのに何とか成功。
そして…
「傷薬20個、毒消し・麻痺治し10個づつ…」
「…あの、ジョーイさん……僕、傷薬は持ってますけど………;」
「駄目よ!貴女はいつ何処で怪我するか分かりませんからね!」
「ウエストポーチに入りません。」
「鞄もあげるから!」
「荷物が…;」
ジョーイさーん…;
絶対こんなに要らない。
ヒョウタ君も苦笑いですよ…
「ジョーイさん…気持ちは分かりますけど、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。」
「そ、そうですよっ!ヒョウタ君居ますし!」
よくぞ言ってくれた!
ヒョウタ君!
「それは分かってるけど…」
『お前、マヌケ何だよ。』
「おだまり、ツンデレ。」
『誰がツンデレだっ!!本当の事だろ!』
「そっちこそ!」
うあーっ!
早くコトブキ向かいたいー!!
「ジョーイさん!せめて傷薬10個に減らして!」
「駄目よ!15個!」
「うぅ゛〜…分かりますた…」
あぁ…荷物…(泣)
…でも、これで出発だぁぁぁぁっ!!!