DevilMayCry4

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キリエが歌姫として歌っているなか、
ネロは堂々とあるき
イヴの側へと座り込んだ。



『遅刻』




「ワリィ」



少しだけ臭う血の臭いに
一瞬だけイヴは顔を歪ませた。


キリエが歌い終わり
ネロの元へと近づいた。
イヴはスクリと立ち上がりいなくなろうとした。
しかし未遂でおわってしまう。


グイと手をネロに引っ張られたのだ。



「ここにいろ」




『え、恥ずかしいの?』



「な、違う!」




「ふふっ」



クスクスと笑うキリエ。
ニコニコと笑っていて幸せそうである。



「仲がいいのね!」



『まあ、な!
お邪魔虫は退散しないと!』



イヴは今度こそ、
2人をその場に残し立ち去ったのだった。










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