プレゼント

□2020キリ番
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あの人は女性らしい人が好き


こんなオレなんかに見向きもしない


だからこの瞬間だけ


オレは女になる






『彼女に似合うのは』





「チュウ…どうだ?似合うか?///」

「…アーロンさん?」

照れから俯き、問いの言葉を投げかけるアーロンにチュウはその後ろに居る人物を睨んだ

「どうだ?アーロンさんからのお願いで可愛くしてみたんだが…ニューv」

その幼馴染からの発言にチュウは船長にへと視線を移した

「チュウ…///」

いつもとは違うその潤んだ瞳で話しかけられ、チュウは不覚にもドキッとしてしまった

「一日だけ…オレと付き合ってくれねぇか?///」

シャツの裾を掴み、不安そうな表情で見上げる彼女にチュウは目を見開いた


ヒールの高いパンプス


胸元が大きく開いた彼女の肌に良く映える黒いワンピース


悩ましげな太腿


そして彼女の顔を彩る薄化粧


それはいつものアロハシャツの船長の面影は無く完全な女性の姿だった

「チュウ…」

そんな彼女の口から囁かれる自分の呼び名にチュウは正直ハチを恨んだ

(ったく、うちの船長をこんなにしやがって…!///可愛いじゃねぇかよ…ッ!)

心の中でそう舌打ちするチュウにアーロンが不安そうに顔を覗きこむ

「やっぱり…こんなオレとじゃ嫌か?///」

「……ッ!///」

目を潤ませながら縋りつくようなそんな表情にチュウは拒むことは出来なかった、だってそんなことをしたら彼女が傷ついてしまうから…

「そうですね…」

暫し考え込んだ後、チュウはアーロンにへと向き直り…

「すみませんが少々ここで待ってて下さい」

直ぐに戻りますからとその場から素早く駈け出すチュウにアーロンは目を丸くした

その数分後、戻って来たチュウにアーロンは首を傾げながらも返答を待った、そして…

「アーロンさん…」

「ん?」

「コレを穿いて下さい、そしたら付き合います」

その言葉と共にレギンスを渡されたのにアーロンは目を丸くした

「え…?」

「アーロンさん…オレは好きな相手だったらそいつがアロハシャツだろうがタンクトップの姿でも構いません」

大事なのは中身なんですからと真剣な表情で語るチュウにアーロンはドキッとした

「だから…こんな危ない所でそんな無防備な格好をしないとオレに約束して下さい」

下心みえみえなヤツも居るんですから、ホーディとか…とチュウからの発言にアーロンは苦笑しながらも「ああ」と返事を返した





ああ、可愛いオレの船長


彼女に似合うのはワンピースじゃなくて


アロハシャツにパンツ姿


化粧なんか必要無い


彼女の唇に似合うのはただ一つの赤い染色




end



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女体化アーロン→チュウですv

2020キリ番を踏まれた龍牙ナイトさんへ捧げますvこんなお話で良かったらどうぞお持ち帰りしてやって下さいませwwwでは嬉しいリクエストをどうも有り難うごさいましたw

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