まだ休む?――祈り詩

□第10集
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はたから見たらくだらないことかもしれない。
どうってことないことかもしれない。
それなのに私は
そのくだらないことに
そのどうってことないことに
どんなに助けられたか
どんなに救われたか
誰もわからないと思う。
羊でさえもわかってないと思う。
だけどね
今の私が笑っていられるのも
いろんなことを許してあげられるのも
ぜんぶ
あの日の羊のおかげなんだよ。
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