自由詩
□仮面
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人はどうして嘘をつくのだろう
私はどうして嘘をつくのだろう
人は何で心から本当のことが言えないんだろう
私は何で心から本当のことが言えないんだろう
いつでも仮面をつけて
泣きたいのに泣くのが怖くて
本当の顔を見せないで
笑いたくないのに無理に笑って
いつしか本当の自分がいなくなってて
いつの間にかに“私”が私じゃなくなってて
仮面をつけているのさえ忘れてしまっていた
本当の私がなんなのかもわからなくなってしまっていた
仮面の中で
誰もいないところで
『気付かないうちに泣いているのに』
この仮面をはずせたら
本当の“私”を少しでも出せたなら
涙ではなく､笑顔という晴天は見ることはできるのだろうか――--･･・
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