長めの夢 バサラ(♂主人公)
□約束はちゃんと守ってください ※裏有り
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耳にかかる少し熱い吐息に背中にかかる重み
「…なぁ、五十嵐」
「無理です」
こんなやり取りを朝から繰り返している。もうそろそろお昼の時間だ
「…伊達様、仕事中ですので先生にちょっかいをかけるのをやめていだたきたいのですが」
仕事、といってもカルテの整理なんだけどね
「shut up」
伊達様は小梅さんに反抗するように腕を俺の腹へまわす、子供か
「……南蛮語で言われても理解できません」
「黙ってろ小娘」
「………」
カチャ…
「小梅さん、静かにくないを取り出さないの」
「五十嵐の言うとおりだぜ?客に手ぇ出したらどうなるかわかってんだろ」
「……」
「小梅さん、仕舞って。大丈夫だから」
ぽんぽん、と軽く頭を撫でるように手を置くといやいやながらもくないを仕舞った