長めの夢 バサラ(♂主人公)
□背中、お流しします
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「………出るか」
駄目だ駄目だ。上がって仕事しないと、これから夕食だとか色々準備があるから手伝わないと
体洗ったりするのはまた後にして泥を落として汗も流してさっぱりしたから湯船から体を出す
そのまま出口へ向かう
ガラッ
「あれ、凛じゃん!」
「………し」
しまった
「へーやっぱ凛っていい体してるんだね、おいしそう」
上から下まで舐めるように俺の体を見る猿飛さん
せっかく流した汗も別の汗がダラダラと流れて意味がなくなった
「そりゃどうも」
平然を装う、大丈夫、何とか言い訳できる…はず
「てか凛が何でここにいるのー?」
「十兵衛さんに言われて使わせてもらった。さっさと汚れ落として仕事するんだ」
「へー……」
「…ということで、ど「いや☆」
「……」
俺が扉へ近づくと出口をふさごうとする猿飛さん