長めの夢 バサラ(♂主人公)

□酒は飲んでも飲まれるな
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「すいませーん、遅れました」

「いえ、大丈夫ですよ」

毛利様が起きて、丁度夕飯の時間だったので部屋に戻って行った

そんで急いで調理場に行ってみんなと同じように料理を運ぶ


「料理というより、今はもうお酒ですね」

と言って調理担当の人にとっくりが乗った盆を渡される

「気を付けて」

「ありがと」

多分みんなわかってるんだろうな…俺が絡まれるの



「お待たせしました、追加になります」

お酒を持って大宴会場に来てみれば大勢の人が出来上がってる。みごとにはしゃいでいらっしゃる

「おー!あんがとさ…美人だなぁアンタ」

早速第一酔っ払いに絡まれる、まぁなんとなく予想はしていたが

「ありがとうございます。では」

「お、おい!ちょっと待ってくれよ!!」

「すいません、今ちょっと忙しいので…あとでお願いできますか?」

お客様に首を少し傾げてお願いをすれば

「お、おう…しょうがねぇな…」

なんていいながら頬をポリポリと掻いて顔が更に赤くなる、効果はあったようだ



「お待たせいたしました」

「よ!姉ちゃん、俺とイイコトしねーか?」

「姉ちゃんはここにはいませんよ」


「なぁアンタ、男娼とかやってんのか?俺にもやってくれよぉー」

「お金がたまってきたらお相手します」


「いいケツしてるなぁ…」

「どうも、あまり触られると女将に叱られますよ」


「……慣れてらっしゃる」

「いや、そんなことは…ないよ」

ある程度酒を運ぶと注文がおとなしくなりやっと話せる暇が出来た



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