長めの話 太郎A

□常識ある人は苦労する ※
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※鈴木ひどい目にあっててるよ!!
ちょこっと鈴木じゃない絡みがあるよ!!ごめんなさいね、鈴木歓喜!!!





【清志郎視点】


「授業中にすいません。羽衣君たちに用があるのですが」

授業中だろうがなんだろうが教室の扉を開けてキャーキャーわめく生徒をよそに教師に羽衣たちを呼ばせる

「えぇいいですよ。羽衣君たち、神戸先生と一緒に外へ」

「「はーい」」

教師に指名された羽衣たちは少しだるそうに教室から出てくる


「先生なーに?」
「保健の先生が僕たちを呼ぶってなんで?」

「なんでじゃねーよ、暗証番号教えろ」

「「あぁー!」」

俺が要件を伝えると顔を合わせて楽しそうに叫ぶ

「へぇー鈴木君保健室に行ったんだー」
「じゃぁそろそろマスクも効いてるのかな?」

「……マスクだ?」

「『にゃんにゃんマスク』マスクに媚薬成分が含まれていて30分ぐらいつけてたら効果が出るっていうマスク」
「今度発売するからって送られたんだよね、あれ無臭だから発売前から予約殺到中!」

「んなもんガキに使わせんなよ…」

半ばあきれながらメモ用紙とペンを取り出す

「で?とりあえずあの貞操帯の暗証番号を教えろ。さもなくば理事長に報告する」

「「えぇー」」

「えーじゃねぇよ、見てるだけで痛いっつーの」

「えっと……あ、8014545かな」
「初期設定はみんなこれらしいね」

「……下品な番号だな」

とりあえずその番号をメモしてポケットに仕舞って二人の頭を掴む

「で?あいつのケツに入ってるやつは変な仕掛けとかねーんだろうな?」

「えー……」
「えっとねー……」

ほんの少し頭においている手に力を入れると流石にやばいってことがわかったのか少し焦ったように双子が話す

「「あれね…」」







ガラララララ!!!



「おい!鬼口、お前太郎に手出してねーだろうn…」


ギシッギッギッギシッ


「あ゛っ、あ゛ぁっ、ぐ、んっ、ん゛っ」

「はっ…っ、んっ…はっ…」



「…………」

姿は見えないがどうみても手遅れだよな、これ


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