長めの夢 うたプリ（♀主人公）③
□最後の晩餐
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トントントントン
寝ぼけ眼で拾った食べれる野菜みたいなものを切ってフライパンへ入れる
ジャー…
「ふぁ…」
やっぱり眠い
「よぉ」
「あ、おはようございます」
ご飯もあと少しで完成するところでメイクとか諸々が完成した先輩が降りてきた
「もう少しで出来ますから」
「おう」
先輩と生活して6日目、まだカメラとかに慣れないけど先輩には大分慣れてきた
特に何もしていないが、時々ベースを触りたいと言われてベースを貸したり一緒に食材を取ったりしたぐらい
今日と明日で先輩たちとの生活が終わる
「んで、今日は何すんだ」
「今日は…昼まで収録、昼から海に写真を撮りに行きます」
「は？なんでだよ」
「昨日、たまたま泳いでいたらイルカの群れを見かけて…みんなに自慢しようと思って」
「わかった、昼には帰ってこいよ」
「わかりました」
二人で味噌汁を飲み干して同時に手を合わせてご馳走様でした、と呟いた
「……よし」
首からカメラをさげてパーカーを着てリビングに向かう
「あ、行きますか？」
「はい…お願いします」
小野さんもカメラを構えてサンダルを履いて外に出る
小野さんともあと少しか…