長めの夢 うたプリ(♀主人公)A
□動物は癒しの宝庫(前編) ※微裏注意
3ページ/9ページ
ブツッと放送が切れる
「……最悪」
「災難だな」
机に伏せる形でだれれば真止が私の頭を撫でる
「やはり耳は本物か…」
「ん…」
するっと撫でられて変な声が出る
「!す、すすまない…」
「いや、それはいいけど…」
ガチャッ
「おっはよー」
教室に音也が入ってくるとすぐに私の異変に気付いたらしい
「あれ、奏も動物になってるんだー」
「私も?」
「うん、もうすぐしたら来るけど…」
「七海さん可愛いです!!」
「きゃっ、四ノ宮さん!?」
扉の前らへんで聞き覚えのある声と悲鳴
「春歌か…」
「奏は猫なんだね!すっごい可愛い」
「どうも…」
音也が面白半分で私の頭を撫でまわしたり尻尾を見てたりすると那月に捕まった春歌とそれを苦笑いで見つめる友千香が入ってきた
「あー!!奏ちゃんも!!」
「あらら、うちの姫たちが被害者なのね」
那月のキラキラしすぎた目が私を捕えて机に伏せているのにも関わらず抱き上げられた
足が浮いて尻尾が下にゆらゆら揺れる