「カゲカゲ【つまり貴方は神様で】」
「そうそう」
「カゲカゲ、カゲ【神様の仕事をサボって、んで私と遭遇】」
「その通り」
私は本来あそこで死ぬべき人間ではなく、神様のサボり癖のせいで予定にない死亡となった。それを神様の補佐的な人達に怒られて転生させた・・・と。
「そう!ごめんな!」
「カゲーーーェ!【笑い事じゃねぇよぉお!!】」
なんて軽いノリの神様だ・・・。
まぁ、でも話をしに私を探してくれてた事には感謝しよう。
姿が人間じゃなくなってもな!
世界が普通の世界じゃなくてもな!
「カゲカゲカ【なんで神様が鳥なんかに】」
「いやー、オレまだ新米神様でさ。自分の姿変えるのも他の奴の姿変えるのも人間以外じゃないとできなくてさぁーあははははっ」
なんつー神だ。
「いや!でも一回姿変えたやつを人間にするのはできるから大丈夫!」
「・・・カゲ?【・・・それが何か?】」
「愛姫が人型をとれるようにできる」
さいでっか
「カゲ!?【何!?】」
どうやら私、人間に戻れるらしいです。
やったね!
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