グ〜
お腹減ったよー
グ〜キュルルル〜
うん、わかってるから少し静かにね、私の腹よ。さっき元親さん達の前で大きな音だしやがって。しっぽだけじゃなく顔からも火が出そうだったよ。あー恥ずかしかった。
恥ずかしい思いをした後、元親さんは苦笑しながちょっと待ってろと頭を撫でてくれた。ご飯用意してくれるって!やったね!
準備する間此処で待ってろと別室に移動。畳がいい匂い・・・落ち着く。
ん?
「カゲ・・・?【何かが近付いてくる・・・?】」
窓へ視線を向けると、そこには鳥がいた。
あの派手な鸚鵡。
突かれた傷口が痛む気がするよ。思わず臨戦体制をとってしまった・・・たかが鳥一羽に情けないな自分・・・
「カゲ・・・カゲカゲ・・・【お前・・・何しにきた・・・】」
「そうツンケンすんなよ。オレはお前に話があって来たんだ。」
喋った!?
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