らぶ!

□Lover.01
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結局、あの後どうやって動いているのかわからない碇は戦場を爆走。紫色の服の味方(?)以外を吹っ飛ばして碇側の勝利のようだ。

スゲー・・・

しかも凄いのはそれだけじゃない。なんとあの不思議碇、どうやら人が乗っていたようだ。

周りで戦ってた人達が「「「「アニキー!!」」」」って叫んでいる。



「おぅお前ら大丈夫だったか?」
「はい!若干負傷した奴ぁいますが、大きな被害はねぇっす!」
「よっし!なら引き上げるぞ。怪我した奴はきちんと手当てしてやれよ!」
「「「「はいアニキ!」」」」



おぉぉ・・・なんと言うか・・・かわった人だな。紫色のジャケットを着ているが、その他は上半身裸。それ戦場に行く格好じゃないよね。それに肩に派手な色の鳥なんか連れちゃって・・・



・・・?
あの鳥どっかで・・・ハッ!!



「にしても珍しいっすね。アニキの鳥が戦場までついてくるなんて。」
「あぁ、本当にな。何時もなら城か船で待ってんのによ。」

「カゲェェェェエ!!【この鳥野郎ォォォオ!!】」

「「「「「あ?」」」」」



「な、なんだあの生き物!?」
「い、行きなり突っ込んできたぞ!!」
「つか、アニキの鳥捕まった!!」
「俺の鳥ぃぃぃい?!?!」

「カゲェーー!【捕ったどォーー!】カゲカゲ!カゲカー!!【くぉのクソ鳥!よくも私を死なせたなー!!】」



「あ!鳥が反撃し始めた!あの嘴で突っつかれちゃ痛いなんてもんじゃねぇ!」
「あの生き物泣きはじめたぞ!」
「寧ろ可哀相になってきたぜ!」
「鳥ぃぃい!止めてやれぇぇえ!!」

「カゲッ!カゲッ!【イタッ!イタッ!】カゲカゲカ!【ごめんなさい私が悪かったからやめて!】」







あの後10分程逃げ回りました。
紫色のジャケット着た半裸お兄さんが助けてくれました。

・・・鳥コワイ・・・(泣)









⇒Next Lover.02

元親の鸚鵡って名前付いてましたっけ・・・
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