小説 デュラララ!!
□平和島静雄の憂鬱
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臨也が女になった…。
話によれば、新羅の薬のせいらしいが…その…
…か…可愛いんだよ。
「?シズちゃん??どうしたの?」
「いや、何でもねぇ…」
そんな所がアレなんだよ…クソッ。
「ってか、シズちゃん…この部屋熱いよね?」
「あ?…あぁ、そうだな。」
まぁ。
春だしな。
「ん〜…上着脱ぐね…」
「おっおう…」
スルッ
「…あれ?シズちゃん…ちょっと…。」
臨也がこっちを見る。
っ////
目ぇ、潤んでるぞ///
「どっ、どうした?」
「えっと…。上着引っ掛かって…取って?」
なんだ…。
「引っ掛かって…?」
何に?
「安全ピンで止めてたんだよ。ずり落ちてきたから…」
そう言って下に着ていたシャツを引っ張る。
ドクンッ
いや…
………。
…待て。
焦るな。
ゆっくり息をしろ。
落ち着け…落ち着け俺。
…どうした?
何で、こんなに…
臨也は可愛いんだ!?
ただ、シャツを安全ピンで留めてただけだろ…
いや、それが…
いつも着ているシャツが絞らなければいけないということ…
つまり…
その、絞られた分だけ臨也の体が小さくなったという…
ブッ!!
ポタッ
「えぇ!?シ…シズちゃん!?鼻…」
「あぁ。熱いな、この部屋。」
本当に熱くなってきた…
つか…
…。
…変なトコが熱くなってきたぞおい…!
「…なぁ、臨也?」
「ん?どうしたの?シズちゃん」
「…シていい?」
直球で聞く。
これがこいつには一番いい。
「…え?」
臨也の顔が固まる。