小説 デュラララ!!

□これだから、雨は嫌い。
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が、その手は開ける事は出来なかった。
何故なら中から新羅と…最愛の静雄の声が聞こえてきた、から。



「し…んら…。」

…なに、いってるの?

「静雄も同じなの?嬉しい、僕と一緒だ!」

なにが、いっしょ?

「俺も…今まで…誰も分かってもらえなくて…!」

なにがわかってもらえないの?

「静雄…!」

かってになまえよぶな。

「新羅…!」

シズちゃんもよばないで。


あぁ、これだからあめはきらい――――




―――限界だった。

プッツーン!!!!!


「新羅ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!てめぇ俺のシズちゃんにナニさらしたぁあぁぁぁぁあぁあ!!!!!」



そう、思いっきり叫んで戸を張り倒していた。
飛んでいった戸は的確に新羅の鼻にヒットし、ピュ―ンと倒れて行った。
が、そんな事には無頓着に臨也は静雄んぽ方へ駆ける。


「シズちゃん!一体何が気に入らないの!?俺ってどっか駄目!?
駄目な事があるなら出来るだけ直すから!ね!?
もう少し考え直してよ!お願い!!!」


そう捲し立てて静雄のポカンとした顔を見て―――


「あ…あれ?」


やっと気付いた。
静雄の持っているその物をみて。


「はは…臨也は何を勘違いしてるんだい…いてて…僕たちはただテストに向けて…あ、鼻血…対策を練っていたんだよ…」

新羅が鼻を押さえてそうほくそ笑む。

「そっ、そうだぞ!臨也!さっき分かんない問題を一緒に共感しあってただけであって…!」

静雄もそう弁解する。


「あぁ…そうでしたか…うん、そうだよね。うん…」


ごめん、なんでもないから。
そう言ってガララと生き残った扉を開けて教室を出た。


「あっ、臨也!待って!今日は俺んちに来るんだろ!?」

「うん…そうだったけど…何だか、脱力しちゃって…」


もう帰るね。


そう言ってきた道を帰る。


―――あー恥ずかしい!だから嫌なんだよ!雨なんか!!!



「い!!臨也!!!」


すると、追いかけてきたのか静雄の声が聞こえた。

「…シズちゃん…?」


「悪い!あれ…わざとだった!お前をわざと…っその…ヤキモチとか…焼かせたくて…えと…だから…











―――――――お、怒ってる?」


―――あぁもう、可愛い。


「ううん?ただ…俺…すっごい変な言動してたから恥ずかしいだけで怒ってなんかないよ。
まぁ、アレ、忘れてくれればいいから」

「い、いやだ!」


「は?」


「だって…その…嬉しかったし…」

「!!!」






―――もう限界だよ…





「…?何で顔隠してんだ?」

「ううん、何でもない、から。」






こんなデレデレして鼻の下の伸びた顔なんて見せれない。
知らなかった…こんなにも、俺は分かりやすい人間だったことを。

あぁ、恥ずかしい…


でも…それ以上に―――














「…だから、あめは嫌いなんだよ…もう一生好きになってやるかってんだ。」

―――――――


後半もう既に死んでましたね!
甘めに書こうと思って変な方向へ…www
やさぐれた臨也を書きたくてイザシズに落ち着きました(#^.^#)
また、シズちゃんの言動が定まらない…

久しぶりに書いたので何にも覚えてないのも痛かった!
しかも、この小説はストックだったしね!

でも、また忙しくなるし今日うp出来て良かったです!

本当は日記に書いたらいいんだけど面倒なのでwww

では!

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