優雅に朗読

□幸
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君と出逢えたこと

これは

幸か不幸か…



逢えない時間は

僕らの絆を

徐々に風化させる



あまりに自然で

気付かなかったよ



君は僕の鏡

苦しいとき

悲しいとき

君という鏡の前では

笑顔しか

浮かべてはならない

どうか少しでも

僕との時間を楽しんでと



君と僕は

似て否なるもの

それ故に君は

聖域とも言える

犯しがたいもの

害は全て片付けるよ

どうか僕みたいに

ならないで



どうか僕から離れないで

君のために僕は…

心の中で自己満語る

それでもコイツを

選ぶんだね?



今の僕は君のおかげで

楽しさを知った

今の僕は君のおかげで

孤独を知った



君の体を縄で縛っても

君の心は縄で縛れない

僕以外の名前を叫ぶ

君なんて許さない



僕に出逢えたこと

君にとって

幸か不幸か…







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