捧げDB小説
□君はヒーロー!〜俺的心得〜
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いつの頃からか俺は…
お前を影から見守る癖がついてしまった
今もこうして、お前がピンチになるのを待っている
時間さえあれば瞑想をして、この煩悩を振り払おうと思っているのに…
命よりも大事な者なのに…
お前がピンチになるまで体が動かない
他人から傷つけられるお前、剥き出しにした闘志、絶望した表情……
たまらないエクスタシーを感じて、やっと俺は呪縛から解き放たれる
まぁいいさ、ヒーローの心得その1は遅れて現れる!!だからな
ピッコロが一人語りで悶えている間に、悟飯はどんどん敵に追い詰められていた。
あああっまずいっ!
今行くぞ悟飯!!
「ごはーーーーん!!」
「ピッコロさん!!」