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□ホワイトデー
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今日はホワイトデー。ボンゴレFのボスさんも守護者にモテモテでホワイトデーにもプレゼントを貰っている。
…が、それよりもモテモテの霧の守護者─骸は、ボスよりもモテモテの為(大切な事なのでry)、朝から逃げ回っていた。
フランを巻き込んで。
骸「流石にもう追ってこないでしょう」
フラン「ししょー…何でミーも…」
骸「捕まりそうになったら身代わりにしようと」
フラン「ヒドッ」
重い頭を横に傾けた。クフフと笑う我が師匠。
可愛い事この上ない。
骸「ではちょっとヴァリアーにでも行──痛っ!」
長い髪を引かれて少し反る。髪を守るように振り返り、涙目で訴える。
骸「抜けたらどうするんですか!」
フラン「パインの蔓は抜けないと思いますー」
骸「このおチビ…」
三叉槍を取り出す骸。
フランが動いた。
チュ
一瞬唇に感じた柔らかいもの。リップ音。
骸「…え?」
フラン「ここにも略奪者(攻め)がいること、忘れないで下さーい」
無表情に満足気な雰囲気を漂わせ、怪しく笑う。
逃亡先の森でも更に逃亡することになったのは言うまでもない。