なにもかも越えて、ギャモンがすき。2

□[ラブコメにトラブルってつきものですよね]
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バカじゃないのコイツ
それってプロポーズじゃん
ってか気づいてないし、

マジでバカなんだろうか?

真面目に言うギャモンにそのことを言ってやろう






第50話[ラブコメにトラブルってつきものですよね]






私が口を開いたのと同時に。




ガコンッ!!




そう音をたててゆっくりと動いていた観覧車が止まった


あわわっ!!

ゆ、揺れるっ!!




「…なんだ?」




なんて、ギャモンは呑気に言ってる


私達の位置は頂点につく手前、つまりは1番高い所にいるワケなのだ



こ、怖いっ!!




「故障でもしたのか?」




下を見て言うギャモン

よく下見れるなギャモンよ




「ん?……オイ」




私を見たギャモンは私を呼んだ。だから私はさっきと同じ、足を組んだまま、

それにプラスで腕を組んでギャモンを見た


腕を組むと少し安心するじゃない。




「顔色悪いぞ」




そう言ってこちらに来ようとするギャモン




「動くな」




そうピシャリと言うと


ギャモンは中心辺りに立つ


ちょっ!
傾いてるってっ!


慌ててるとグイッと腕を引っ張られた


それで私も中心に立つ




「怖ぇなら、俺を頼れよ。」




そう言ってギャモンに抱きしめられ……




ドンッ!




「、ってぇ―…」




どうやらどこかぶつけたギャモン。

でもそんなの気にならない

ギャモンを押しちゃったのは悪いけど、いきなり抱きしめようとするなんて、








fin。




.

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