なにもかも越えて、ギャモンがすき。2
□[ダブルデート計画中]
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「綺麗、疲れてない?」
「全然。」
「ふーん」
「なにその目」
「別にー。でもまた倒れても知らないよー」
そうからかうように言う友にこの間送られてきた写メのことを思い出し顔が赤くなる
第43話[ダブルデート計画中]
「ダブルデートするんだ」
華麗の口から、そんな言葉が出たから、何事かと思った
で、その言葉を言った本人はうきうきとしていて、へぇー。ダブルデートとか死んでもヤダね、なんて言葉にはしないけど心の中で思った
「ちなみにメンバーは?」
するんだ、と言ってきたと言うことは、私をふくんでいるはずはないので、そう聞いた
「えーっとね、とりあえず私でしょー?」
うんうん。
「それからお姉ちゃんとー」
ん?
「…私も入ってんの?」
「あたり前じゃーん!」
あははなんて華麗は笑ってた
笑えねぇっ!
「へ、へぇ、後は?」
ダブルデートと言われたのだから、女2人、男2人でなければおかしい、だから、後2人にどうかこの運命をだっきゃくしてくれ、と願う
「えっとねー、ソウジ先輩とカイトだよ」
ニコニコと笑う華麗に終わった、と思った
軸川とカイトは特に私のこと嫌ってんだよなー
「ねぇ、華麗」
華麗は私のクラスに来ていたため、話しを聞いていたルークが華麗ににっこり笑って話しかけた
「ダブルデートなら、華麗から1人、可憐から1人、連れてくるべきなんじゃない?」
君はなーていいやつなんだ!ルークよ
なんて、ルークに思いながら止めてくれと願う
「分かった。じゃあ私はルーク連れていく」
そう言った華麗に対して真っ赤になるルーク
まぁ、結局はルークもそっち側なんだよな、
「お姉ちゃんも1人連れてきてね」
そう言い楽しそうに自分の教室に戻っていく華麗であった
さて、誰を連れて行こうか。
fin。
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